Amazon Fire HD 10レビュー: 電子書籍版の参考書を活用するための最適解

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

今回はAmazon Fire HD 10のレビューをお届けします。
半年ほど使ってみた感想や、特に大判の参考書や教科書をデジタル化して読むという、一見シンプルながらも多大なポテンシャルを秘めた活用方法に焦点を当ててみたいと思います。

その他のタブレットも紹介したランキング記事は以下の記事をチェックしてください。

Amazon Fire HD 10の特徴

Amazon Fire HD 10は10インチの大きなディスプレイを搭載したタブレットです。
大画面により文字が大きく表示されるため非常に読みやすいです。
また、高解像度で鮮明な画面は図表やイラストが豊富な参考書もクリアに表示し、紙の本と遜色ない、あるいはそれ以上の読書体験を提供します。
なお、画面の表示に影響はありませんが、本体が樹脂製なのでiPadなどに比べると高級感にはやや欠ける印象を受けるかもしれません。

利用した感想

アプリのインストールについて

Fire HD 10ではGoogle Playが利用できないため、インストールできるアプリが限られています。
.apkファイルを入手すればアプリをインストールすることは可能ですが、.apkファイルが入手できない場合は、アプリのインストールができないため注意が必要です。
ここでは、私が試した範囲でインストールできたアプリ、できなかったアプリを紹介しますので、参考にしていただければと思います。
※今回は勉強に使うことを前提に試しており、ゲームや動画視聴用アプリは対象外です。
また、Uptodownのような非公式のアプリストアからダウンロードする場合、危険なアプリをインストールしてしまうリスクがあるため、そこでしか入手できない.apkファイルは使用しない方針で進めています。

インストールできたアプリ

  • honto
  • Doly
  • DMMブックス+
  • Microsoft Teams
  • Zoom Workspace
  • Webex Meetings

インストールできなかったアプリ

  • LINE
  • Zenn
  • Google カレンダー
  • Google Meet
  • Udemy

すべてのアプリを試したわけではありませんが、Google製をはじめとする海外アプリのインストールが難しい印象です。
電子書籍を中心に勉強を進める場合には特に問題ありませんが、スケジュール管理やタスク管理をしながらタブレットで効率よく勉強を進めたいと考えている方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
私自身はKindleとhontoを中心に電子書籍を使って勉強しています。
Udemyも使いますが、これに関してはアプリでの利用はできないものの、ブラウザから視聴できるため、特に不便を感じることはありませんでした。
hontoでは10%から50%オフのクーポンが頻繁に配布されるため、つい気になる本を次々と購入してしまい積読が増えてしまっています。
物が増えない点はとてもありがたいのですが、そろそろ財布のひもを引き締めないといけないなと思っています…。

とはいえFire HD 10+honto、オススメです。

スタンドの威力

Fire HD 10は大判の参考書や書籍を読む際に非常に便利ですが、その重さが気になることもあるかもしれません。特に長時間手で持っていると疲れてしまうこともあります。私も実際それで少し疲れていました。
そんなとき、スタンドを使えば重さを気にせず快適に使うことができるのでおすすめです。
例えば、参考書を見ながらPCで作業する場合、本を片手で押さえながらキーボードを打ったりノートにメモを取るのは意外と面倒に感じますよね。スタンドを使えば両手が自由になり、キーボード操作やノートへの書き込みもスムーズに行えます。
また、参考書のコードをPCに写す際もスタンドにタブレットを立てておくだけで、スムーズに作業が進みイライラが解消されます。

角度がつけられ、へたりにくいタイプがオススメです。

SDカードを使う

本体の空ストレージは書籍をダウンロードしていくとあっという間になくなります。
Fire HD 10は外部ストレージにSDカードを利用することができます。
本体のストレージがなくなってもデータのやりくりに頭を悩ませる必要がなく、ストレスを感じることもありません。

買って良かったと思うこと

参考書の置き場所に困らない

学習用に購入したたくさんの本を保管する必要がなくなります。
これまで勉強用に大判の本を大量に持っていましたが、思い切ってそれらを電子化してスペースを節約することができました。
Fire HD 10入手後は電子書籍を購入することで本の置き場所に悩むことはもうありません。

読みたい本を今すぐに読める贅沢

Fire HD 10を使用することで読みたい本をすぐに手に入れて読み始めることができます。
従来の紙の本では書店に行ったり、オンラインで注文して配送を待ったりする必要がありましたが、電子書籍なら数クリックで購入後直ちに読むことが可能です。
これは特に締め切りが迫っている課題や、急に必要になった参考資料を探している時に非常に便利ですね。

コストパフォーマンスとiPadとの比較

価格面で見るとFire HD 10は非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
同様の用途で広く使われるAppleのiPadと比較しても、Fire HD 10はより手頃な価格で提供されています。
確かに画面の解像度やカメラの品質などいくつかの面でiPadに劣ると感じる部分もありますが、読書や勉強が主要な目的とする場合はこれらの差は決定的なものではありません。

まとめ

Amazon Fire HD 10は大判の参考書や教科書を読むのがとても快適になります。
その大画面と高解像度のディスプレイは読書体験を革新的に向上させ、スタンドを活用することでより快適で集中力の維持が可能になります。
また、物理的な本を持たずに済むことでスペースの節約にも貢献します。
さらにコストパフォーマンスの高さも魅力の一つであり、学習用途に限定すれば高価な競合製品に引けを取らない価値があります。
このような理由からAmazon Fire HD 10は、デジタル時代の学習者にとって欠かせないツールの一つと言えるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました