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Amazon Fire HD 10レビュー: 1年使ってみた結果!勉強用タブレットのおすすめポイントと課題

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勉強・資格

今回は、Amazon Fire HD 10を勉強用タブレットとして実際に使ってみたレビューをお届けします。
Androidベースの専用OSに興味を持つ方も多いと思いますが、実際の使い勝手はどうだったのか。
勉強に役立った便利ポイントや、逆に「ここはイマイチだな」と感じた部分までリアルにお伝えします。

  • 動画視聴だけじゃなく技術資料も快適に読めるの?
  • 勉強+仕事+遊びでバランス良く使える?
  • ライバル機種(iPad/Android)とどう違う?
  • コスパを重視するなら本当に買いなの?

そんな悩みを抱えながら購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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Amazon Fire HD 10の特徴

Amazon Fire HD 10は10インチの大きなディスプレイを搭載したタブレットです。
大画面により大きく表示されるため文字が非常に読みやすいです。
また、高解像度で鮮明な画面は図表やイラストが豊富な参考書もクリアに表示し、紙の本と遜色ない、あるいはそれ以上の読書体験を提供します。
なお、画面の表示に影響はありませんが、本体が樹脂製なのでiPadなどに比べると高級感にはやや欠ける印象を受けるかもしれません。

Amazon Fire HD 10 と他タブレットの比較表

項目Amazon Fire HD 10Androidタブレット(一般的)Apple iPad
価格帯◎ 非常に安い(セール時は1万円台)○ 中価格帯(2〜4万円前後)△ 高価格帯(5万円〜)
画面サイズ10.1インチ8〜11インチが主流10.2〜11インチ
動画視聴◎ Prime Video / YouTube快適◎ 問題なし◎ 非常に快適
電子書籍◎ Kindleとの相性抜群○ アプリ次第○ Kindle含め幅広く対応
PDF閲覧○ 技術書・資料は実用範囲○ 機種性能に依存◎ 表示・操作ともに快適
アプリの自由度△ Amazonアプリストア中心◎ Google Play対応◎ App Store対応
勉強用途○ 読書・動画学習向き○〜◎ 用途次第◎ 長時間・多用途向き
仕事用途△ 限定的○ 軽作業なら可◎ 実務利用も可能
初心者向け◎ 設定が簡単○ 機種差あり◎ 直感的
向いている人コスパ重視・学習専用バランス重視高性能・長期利用

Fire HD 10が向いている人

  • 技術書や参考書のPDF、Kindle本を気軽に読む用のタブレットが欲しい人
  • 通勤時間や自宅で、動画視聴+勉強を両立したい人
  • iPadほどの高性能は不要で、価格重視・コスパ重視で選びたい人

セール時の価格を考えると、「勉強用・読書用に1台持つ」用途では非常にバランスの良い選択肢です。

Fire HD 10が向いていない人

  • Google Play ストアのアプリを前提に使いたい人
  • 仕事用途(資料作成・業務アプリ利用)まで1台で完結させたい人
  • 長期的に高性能なタブレットを使い続けたい人

この場合は、AndroidタブレットやiPadも含めて検討した方が後悔しにくいでしょう。

購入を検討するなら

「動画視聴・電子書籍・勉強用タブレット」と割り切って使うならAmazon Fire HD 10は価格以上に満足度の高い端末です。

買って良かったと思うこと

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参考書の置き場所に困らない

一番良かったと思った点が、学習用に購入したたくさんの本を保管する必要がなくなったことです。
これまで勉強用に大判の本を大量に持っていましたが、思い切ってそれらを電子化してスペースを節約することができました。
Fire HD 10入手後は電子書籍を購入することで本の置き場所に悩むことはもうありません。

大判の参考書が読みやすい

エンジニア向けの図やグラフやコードが含まれた大型の参考書もカラーの大画面で読みやすくなっています。
これまでスマホやKindle端末では読むのが難しかった書籍もためらわずに購入できるようになり、結果として積読が増えるほどです。
電子書籍が割引価格で買えるKindleや電子書店hontoと非常に相性が良いです。

不便だと思ったところ

Playストアが使えない

Fire HD 10ではGoogle Playが利用できないため、インストールできるアプリが限られています。
.apkファイルを入手すればアプリをインストールすることは可能ですが、.apkファイルが入手できない場合は、アプリのインストールができないため注意が必要です。
ここでは、私が試した範囲でインストールできたアプリ、できなかったアプリを紹介しますので、参考にしていただければと思います。
※今回は勉強に使うことを前提に試しており、ゲームや動画視聴用アプリは対象外です。
また、Uptodownのような非公式のアプリストアからダウンロードする場合、危険なアプリをインストールしてしまうリスクがあるため、そこでしか入手できない.apkファイルは使用しない方針で進めています。

インストールできたアプリ

  • honto
  • Doly
  • DMMブックス+
  • Microsoft Teams
  • Zoom Workspace
  • Webex Meetings

インストールできなかったアプリ

  • LINE
  • Zenn
  • Google カレンダー
  • Google Meet
  • Udemy

すべてのアプリを試したわけではありませんが海外アプリのインストールが難しい印象です。
電子書籍を中心に勉強を進める場合には特に問題ありませんが、スケジュール管理やタスク管理をしながらタブレットで効率よく勉強を進めたいと考えている方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
私自身はKindleとhontoを中心に電子書籍を使って勉強しています。
Udemyも使いますが、これに関してはアプリでの利用はできないもののブラウザから視聴できるため、特に不便を感じることはありませんでした。

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便利に使うためには

良いところ、悪いところを書きましたが、便利に使うために私が少しだけ工夫した点も紹介します。

スタンドを使う

Fire HD 10は大判の参考書や書籍を読むのに便利ですが、長時間手で持つと重さが気になるかもしれません。
私もその点で少し疲れを感じました。そんなときはスタンドを使うと快適です。
スタンドを利用すれば参考書を見ながらPCで作業する際も、両手が自由になりキーボード操作やノートへのメモがスムーズに行えます。
特に参考書のコードをPCに転記する作業も、スタンドでタブレットを立てておくことで効率が上がりストレスが軽減されます。

角度がつけられ、へたりにくいタイプがオススメです。

SDカードを使う

本体の空ストレージは書籍をダウンロードしていくとあっという間になくなります。
しかしFire HD 10は外部ストレージにSDカードを利用することができます。
本体のストレージがなくなってもデータのやりくりに頭を悩ませる必要がなく、ストレスを感じることもありません。

コストパフォーマンスとiPadとの比較

価格面で見るとFire HD 10は非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
同様の用途で広く使われるAppleのiPadと比較しても、Fire HD 10はより手頃な価格で提供されています。
確かに画面の解像度やカメラの品質などいくつかの面でiPadに劣ると感じる部分もありますが読書や勉強を主な目的とする場合は重要ではありません。

まとめ:Amazon Fire HD 10は「割り切って使う」なら買い

Amazon Fire HD 10を1年以上使ってみて感じたのは、このタブレットは「何でもこなせる万能機」ではないということです。
ただし

  • 技術書や参考書のPDFを読む
  • Kindleでの電子書籍
  • 動画視聴を中心としたインプット用途

こうした勉強・読書・動画視聴に用途を絞るのであれば価格を考えると非常に満足度の高い1台だと感じています。
一方で

  • Google Playのアプリを前提に使いたい
  • 仕事用タブレットとして本格的に使いたい
  • 長期的に高性能な端末を使い続けたい

という場合はAndroidタブレットやiPadの方が向いているでしょう。
「高性能は求めない。安く、勉強用のタブレットが欲しい」そう考えている方にとってAmazon Fire HD 10は十分に買いと言える選択肢です。

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